はせがわクリニック院長 長谷川俊之です。
NHK等で特集もされておりご存知の方も多いかも知れませんが、7月28日は世界肝炎デー 日本肝炎デーです。
特にB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに関して、正しい知識を知ってもらうと同時に
肝炎ウイルスの早期発見・早期治療につなげていくための肝炎デーです。
厚生労働省の発表では、現在の日本でも肝炎ウイルス感染者はB型で110万〜230万人、C型で190万〜230万人と推定されています。
ただ、実際には医療機関に受診している人は少なく、多くの人が感染に気づかないまま生活されています。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、肝機能異常があっても、かなり病状が進行するまで自覚症状が出ません。
他の病気に関係した血液検査や健康診断で初めて肝機能異常が判明する方がほとんどです。
肝機能障害がさらに進んでいくと取り返しのつかない肝硬変の状態になるため、軽度のうちに治療を行う必要があります。
B型肝炎ウイルスもC型肝炎ウイルスも両方とも血液検査で診断することが出来ます。
名古屋市在住の方で、今まで肝炎ウイルスの検査を受けていない方は無料(初診料含めて)で検査を行います。
特に、当院は日本肝臓学会認定肝臓専門医であり、B型・C型肝炎患者医療給付事業の手続きに必要な書類作成や
ウイルス感染診断後の治療も継続して行うことが出来ます。
今まで肝炎ウイルスに対して関心がなかった方も、他人事とは思わずに
一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けて下さい。