はせがわクリニック院長 長谷川俊之です。
本日の4月17日で、開業してから1年が経過しましたので
この1年間を振り返ってご報告致します。
天白区の高宮町という、丘の上にある土地に開業させて頂き
地域の方々の御支援・御協力に支えられ
この1年間で、内科・皮膚科に3000名を超える患者様が当院に来院して頂きました。
特に内視鏡検査は、胃カメラ・大腸カメラを合わせて総勢1200名の方々に受けて頂き
ここ最近は検査件数も増えつつあり、1か月間で150名以上に達するまでになりました。
その中で、大腸癌や胃癌、食道癌が見つかった患者様もおり、
特に大腸癌の方が多く、この1年間で13名でした(その内7名は進行癌)。
6名の早期大腸癌の方は、その場で内視鏡的にしっかりと切除を行っています。
しかし、進行大腸癌になると大腸閉塞の危険性が高くなり、また転移のリスクも高まります。
外科的治療を周囲の総合病院へ紹介させて頂く中で、
特に、名古屋市立大学の消化器・一般外科の先生方は、早期に入院・手術の対応をされていまして
紹介させて頂いた患者様の安堵と感謝の声が聞こえ、大変心強く感じています。
胃カメラを受けられた方の多くはピロリ菌未感染もしくは除菌治療後の方でしたが
約170名の方は、内視鏡検査時にピロリ菌感染の状態であり、除菌治療を行ってきました。
胃がんの原因のほとんどは、ピロリ菌に関係しており、
引き続きピロリ菌除菌治療には力を入れていきたいと思っています
また、当院では当日希望された胃カメラにも対応しているためか、
アニサキスを発見除去した方はこの1年で5名になりました。
いずれの方も患者様自身に思い当たる食事(サバがほとんど)があり、
御自身でアニサキスを疑われて受診されています。
内科外来にも徐々に、高血圧・高脂血症・糖尿病等の生活習慣病の患者様も増えつつあり
地域の方々の健康を維持するための責務を感じています。
総勢17名に増えたクリニックのスタッフと共に、日々勉強して
患者様の健康増進に貢献できるように努力してまいります。
今後とも末永く、何卒よろしくお願い致します。