内視鏡検査ENDOSCOPY

胃カメラ検査

天白区のはせがわクリニックでは、消化器病や消化器内視鏡等の多数の学会認定医・専門医を有する院長が胃カメラ検査を行っております。
また、消化器内視鏡学会認定の内視鏡技師を持った看護師が検査介助を行っており、
同日に鎮静下での胃カメラ・大腸カメラの検査治療も安全に配慮して行っています。
土曜日はもちろんのこと、日曜日にも胃カメラ検査を行っており、当日の検査予約も可能な限り対応しております。
まずは気軽にご相談ください。

胃カメラ検査
について

鼻から入れる
苦痛の少ない胃カメラ
天白区はせがわクリニックの胃カメラ検査では、鼻から入れる「経鼻内視鏡」を採用。口から入れる「経口内視鏡」と比べて細く、管がのどの付け根に触れることがないため、スムーズな挿入と苦痛・不快感の軽減を実現します。また、一人ひとりの患者様に合わせた鎮静・鎮痛も行いますので、より安心して検査を受けていただけます。
鼻から入れる苦痛の少ない胃カメラ
細く柔らかい内視鏡で
不快感をほとんど感じません
  • 舌の根元に触れないため
    吐き気が少ない
    経鼻内視鏡は管が細いだけでなく、舌の根元に触れることなく挿入が可能なため、吐き気をもよおすことなく検査ができます。

    経鼻内視鏡 経口内視鏡

  • 口がふさがらないため
    検査中の会話が可能
    経鼻内視鏡では自由に口を動かすことができ、検査中の状態を知らせたり確認するなど、その場での医師との会話が可能です。

    検査中の会話が可能

カメラの特徴

2波長のレーザー光源を搭載で、
微細病変を確認しやすくがんなどの早期発見に繋げます

2つのレーザー光源を搭載

一つは「白色光用」という、蛍光体を発光させ明るい光で鮮明な画像を映し出すレーザー。もう一つは「BLI用」という、微細な血管や表面構造を高コントラストで映し出すレーザーです。この異なるの2波長のレーザーにより観察部分を照らし出すことで、微細病変をより確認しやすくなりました。

レーザー照明の概念図
レーザー照明の概念図
(実際の構成とは異なります)
胃粘膜イメージ
胃粘膜イメージ

BLI(Blue LASER Imaging)画像

血管や表面構造などを的確に映し出します
血管や表面構造などを
的確に映し出します

LCI(Linked Color Imaging)画像

粘膜の微妙な色の違いを強調し炎症の診断に役立てます
粘膜の微妙な色の違いを強調し
炎症の診断に役立てます
胃カメラ検査で
発見可能な病気

胃カメラ検査では、胃粘膜の細かなところまで確認できるため、病気の早期発見や様々な症状の確定診断に有効です。
また、自覚症状が出る前に検査を受けることで、将来的な病気の予見につながります。

  • 胃癌
  • 食道癌
  • 十二指腸癌
  • 食道裂孔ヘルニア
  • 胃粘膜下腫瘍
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 急性胃炎
  • 食道カンジダ症
  • 慢性胃炎症
  • 逆流性食道炎
  • 胃アニサキス症
  • 機能性ディスペプシア
  • 食道静脈瘤
  • 胃ポリープ など
胃アニサキス症
*

アニサキスとは、サバやサケ、イカなどの魚介類の内臓に寄生している虫のことです。それらの魚介類を適切な処理をせずに食べてしまうと、アニサキスの幼虫が胃の中に入り、胃壁に食らいつくことによって強烈な胃痛、悪心、嘔吐を引き起こすのが胃アニサキス症です。アニサキスが死滅するには1週間ほどかかり、その間も痛みが続くケースがありますが、胃カメラを用いてアニサキスを除去することで痛みをすぐに消失できます。
当院では、当日の胃カメラ検査にも可能な限り対応しておりますので気軽にお問い合わせください。

機能性ディスペプシア
*

機能性ディスペプシアとは、胃もたれや胃痛の症状が続いているにも関わらず検査を行なっても胃潰瘍や胃癌などの症状が見られない病気です。
原因として、ストレスや悪い生活習慣の積み重ねの影響によって胃の動きが悪くなり、食べ物がうまく消化されずに胃の上部で長時間停滞することで胃痛を引き起こします。
当院の治療法として、食事制限や適度な運動による生活習慣の改善、弱った胃の働きを活発にして胃痛症状をやわらげる治療薬「アコファイド」を処方します。アコファイドを医療保険で処方するには、事前に胃カメラによる検査が必須になります。

逆流性食道炎
*

逆流性食道炎とは、胃酸が食道内に逆流することにより、胸やけや喉の詰まり感および長引く空咳や胸の痛みなどの多彩な症状が出る病気です。
胃カメラで見ることにより、病気の有無や重症度も確認することが出来ます。天白区はせがわクリニックの治療法としては、食後すぐには横にならない等の生活指導や胃酸をしっかり抑える「タケキャブ」を処方します。

検査に伴う偶発症について
当院では、検査の際に局所麻酔薬を用いており、このお薬によるアレルギー発症の危険性はあります。
また、胃カメラ検査の際に、ごく稀に消化管出血や胃穿孔(胃に穴があくこと)などが生じることがあります。
これらの偶発症発生頻度は全国集計で0.012%と報告されています。

胃カメラ検査の流れ

天白区のはせがわクリニックでは、電話またはWEBでの胃カメラ検査予約を行っております。胃に自覚症状がある方や、定期的な胃カメラ検査のチェックが必要な方はご予約ください。当院から折り返しご連絡いたします。
また、医師とご相談して検査方法を決めたいなどの不明点がある方は、まずは診察にお越しいただきご相談ください。

FLOW

検査前日

胃カメラ検査を翌日受けるにあたり、以下のことにご注意ください。

検査前の食事について
アルコール類の摂取、および暴飲・暴食は避け、食事は前日の21時00分までにお済ませください。
水分に関しては、水・お茶・果肉の入っていないジュース(スポーツドリンクなど)は飲んでいただいて構いません。
服薬について
寝る前の薬も普段通りに服用して頂いて構いません。
検査当日

胃カメラ検査を当日受けるにあたり、以下のことにご注意ください。

検査前の食事について
起床後~検査終了まで食事は出来ません。
水分摂取に関しては、水・お茶・スポーツドリンクをしっかり飲んでいただいて大丈夫です。
服薬について
高血圧・心臓病・不整脈の薬を飲まれている方は、普段通りの服用をお願いします。
糖尿病の薬(インスリンも含む)やその他の薬は当日服用しないようご注意ください。
来院について
検査の際に麻酔を希望される方は、眠くなる薬を使用するため、車やバイク、自転車を運転しての来院はお控えください。
  • *
    ご来院
    スムーズに検査を行うために、検査予定時刻の15分前ぐらいに受診してください。
    診察券・初診の方は保険証をお持ちいただき、受付を済ませていただいた後、診察室にて診療を行います。
  • *
    検査
    診療が終わったら事前準備を行い、内視鏡室に移動して胃カメラ検査を行なっていきます。検査台の上でリラックスして横になってください。
    ①事前準備

    胃の中をカメラで見やすくするために、胃の粘液や泡を除去する薬を飲みます。
    鼻の通りをよくするため、両方の鼻に血管を収縮させるお薬を噴霧します。通りの良い鼻に局所麻酔液を注入し、専用スティックを挿入して麻酔液を鼻腔に行き渡らせます。

    ②検査開始

    内視鏡室に移動し、左側を下にしてベッドの上で横になってください。
    鎮静剤を希望された方は点滴から鎮静剤を注入し、喉にスプレーで麻酔を噴霧して検査を開始します。検査中は、力が入りすぎると負担がかかってしまうので肩や首の力を抜いて楽な呼吸で横になってください。検査はおよそ5~7分程度で終了します。

    鎮静剤について

    内視鏡検査の苦痛を少なくするために、ご希望の方には鎮静剤を使用しております。
    鎮静剤を使用することで眠たいような感覚に陥り、個人差はありますがいつのまにか検査が終わったように感じられて比較的楽に検査を受けられます。

    鎮静剤について詳しく見る

    鎮静剤の方法
    *

    鎮静剤の投与は、体重や年齢を加味して慎重に行います。急な体調の変化に迅速対応できるよう、自動血圧計を装着してモニター上で呼吸状態や循環動態を把握し、点滴を行いながら安全に検査を進めます。

    副作用について

    稀に、アレルギー反応や呼吸の抑制、血圧低下などの副作用がでる場合があります。
    副作用を軽減するために、検査後には鎮静から回復するお薬を点滴します。

    終日、薬の影響で眠気やふらつきが生じることがあります。
    検査後は自動車やバイク、自転車などの運転はできません。
    また、危険を伴う仕事も避けてください。

    ③休憩
    *

    鎮静剤を使用された方は、ゆっくり休んでいただけるリカバリールームを設けていますので、ベッドで1時間程度休んでいただきます。

  • *
    検査終了後
    診察室にて医師による検査結果の説明を実際の画像を見ながら行います。必要に応じてお薬の処方します。
    組織検査を行なった場合の結果に関しては、1週間以後の受診日にご説明いたします。
検査後

胃カメラ検査後、以下のことにご注意ください。

検査後の食事について
喉の麻酔が効いているため、検査後40~60分は飲食禁止です。口はゆすいでいただいて大丈夫です。
また、組織を採取した場合、検査後2日間はアルコールや旅行は控えていただきます。

胃カメラ検査の費用

初診料、再診料などは別途必要です。
胃カメラはお口からでも、お鼻からでも費用は同じです。

横にスワイプしてご覧ください。

検査内容 1割負担 3割負担
観察のみ 約1,300円 約4,000円
観察+鎮静剤 約1,650円 約5,000円
観察+ピロリ菌チェック
(ウレアーゼ試験)
約2,000円 約6,000円
観察+生検
(組織検査)
約2,300円 約7,000円

※料金は目安となります。使用する薬剤の組み合わせにて、多少の違いがあります。
生検(組織検査)は個数により異なります。

当院では、胃カメラ・大腸カメラ検査の同日受診も可能です。また、胃カメラは当日予約も承っております。

ページの先頭へ戻るPAGETOP